たまさかな今の報告。

お盆休み、冠着山・坊抱岩でフェース。

2011年8月12日(金)～14(日)　坂本、玉谷

今年のお盆はなかなか計画が決まらず（何だか気分的に忙しく）、あそこに行こうよ、ここはどう？、なんて言っているうちにあと数日でお盆。
エンジン全開で何とか宿泊場所を確保して（玉さん腰痛などで今年はテント無理なので）、2泊3日で坊抱岩に行って来ました。

12日（金）初日

上野駅6:30（長野新幹線）上田駅7:52／8:10（しなの鉄道）戸倉駅8:26（タクシー3900円）坊城平

いつもの時間に松戸駅を出発。現場駅にはおひさまが終わって10分ほどの時間にすでに到着。速い。
戸倉駅はこじんまりとした小さな駅で、駅前も昔な感じ。
タクシーで冠着山の北側にある登山口、坊城平に向かう。事前にネットで調べると山の南側に県道が走っていて、そちらからの方が岩まで近そうだったのだが、運転手さん知らないという。登山口は坊城平だそう。

冠着山（かむりきやま）は別名が姨捨山（おばすてやま）、信州百名山のひとつです。
然らば本日はまず、山頂を目指す。40分位かかったかな、山頂に到着。鳥居があって、ブロックに囲まれたお社にお参り。
登山記録簿を見ると、毎日登ってきている人がいるようだ。私たちも名前を記録。
ここからは東西の眺めが良い。もっと晴れてたら、アルプスの山々も眺められたらしい。
ワラビもたくさん採れるそう（byセブンイレブンのお母さん）。
一番驚いたのはでっかい黒の毛虫。桜の木の下はご注意下さい。

しばし休憩して、今度は坊抱岩を目指す。
登って来た道をいったん下降。まだかなまだかな、と思いながら玉ちゃんが振り返ると、背後に岩塔。
とぼとぼと登り返し。脇道に入ってさらに登ると、坊抱岩の基部に到着。
親子かな、1パーティだけが登っていました。
ボルダーエリアも偵察。ここでまた驚く。
玉ちゃんが首からぶらさげた携帯蚊取に中型の緑の芋虫。さらに特大の黄緑のモスラを地面に発見。きゃぁ～!!!・・・と、ここまでで12時30分。
Google mapで調べると冠着山の南側県道から宿泊地まで歩いて1時間30分。
宿入りは初日と言うこともあり15時にしていたので、今から登ると少々中途半端。

という事で、南側県道からのアプローチ道を調べがてら下降を開始。
来た道を下り始めると、南側に下降するしっかり踏まれた道があり、そこを降りると、途中にボルダー（将棋岩とオセロ岩）があり、10分位でそのまま車道に下りることが出来た。

そこから車道を下る。とどめは白の小ぶりな毛虫。ふんっ。途中ショートカットして少々藪っぽい道も歩きながらリンゴ園の舗装道から県道に戻り、残りのジュースをちびちびと飲みながら汗だくで千曲川にかかる長い万葉橋を渡り、やっとこさセブンイレブンに飛び込んでアイスとジュースを調達した。
結局2時間30分かかってしまった。公園でお祭りやってたので、生ビールも一杯。

13日（土）中日

セブンイレブン前の長野観光タクシー（タクシー2600円）冠着山の南側県道沿い

昨日偵察した道からタクシーで登ってもらう。万葉橋を渡り、城山の善光寺別院への道に入れば、あとは道なり。第25号カーブのあたりまで登ります。

今日は直接坊抱岩へ向かう。登りで20分かからないか。我々一番乗り（この日は他に２､３パーティ）。
まず、簡単そうなAボルダーの5.7を登ってみる。が、終了点セットしているとブンブンブン。取りあえず急いで降りるがブンブン。さらに岩の基部も離れるがブンブンブン。昨日は毛虫で今日は蜂・・・（ちっこい枝みたいな蛇もいたな・・・）。羽音が落ち着いたところを見計らってロープ撤収。

上部にブッシュがないところは大丈夫だろうと、Eボルダーへ。
肩甲骨にシップを貼った玉ちゃんがオー・ルージュ10aを登る。★付は面白い。
その背後のトップロープの支点セット用かねぇ、と登ったのは湯の街旅情5.7。ここからBボルダーのルートにトップロープが張れる。続いて下部がかぶったCボルダーに上からトップロープを張り、ソーサルパッション10bとメタモルフォーゼ10a。

玉ちゃんの肩甲骨が疲れてきたので15時過ぎに終了。本日は岩場からそのまま坊城平に下り、タクシーを呼んで下降。硫黄の臭い漂う万葉温泉300円（せっけんなどは30円）で風呂に入ってから宿泊地へ。

 　

14日（日）最終日

本日も南側県道から入って、帰りも南側に迎えに来てもらうことにする。
坊抱岩には小川山から転進してきたパーティと、昨日も来ていた2人組（玉ちゃんが溝淵氏ではと後で気がついた）。
3日目だけど、初日の歩きで結構身体に来てます。坊抱岩自体は次の機会にして、ふたたびEボルダーへ。
あやつり人形10aはとなりのオー・ルージュより簡単。すぐ隣りのツタエリアの桃10aも同じく。桃の終了支点から、猫柳10cに支点をかけかえてトップロープで登ってみる。これも★付、面白い。

14時になったので終了。
帰りは駅に近い「萱」という日本酒も売っている蕎麦やで乾杯。乾杯していると外はゴロゴロ大雨が降り出した。私たちが店を出る頃には雨もあがり、純米原酒「雲山」をおみやげに買って帰りました（うんまいです）。
「オバステ正宗」も買いたかったんだけどなぁ（これはワンカップで純米を飲みましたが、ここの酒造会社は純米酒に力を入れているのですね、今度は買って帰ろうっと）。

夏でも涼しい「坊抱岩」。今年のお盆は特に暑かったけど、十分登れるという感じでした。岩もそれぞれ近いし、木陰があるから休めるし、そよ風も涼しいし、うんまい酒はあるし。ただし水は多め持っていったほうが良いでしょう。アプローチでは全身汗だくだったし。吸血虫は意外に少なかったな（とは言え、家に帰ったらポツポツ痒いが）。

 

玉ちゃんが立っているところが県道から歩いて登れる入口。右は第25カーブのカーブミラー。

 　

三つ峠の四季楽園でGRIGRI練習。

2011年7月16日(土)～17日(日)　坂本、玉谷

せっかくの三連休だが、私の都合で土日。久々に三つ峠へ。

16日(土)

裏登山口から登り始める。風も吹いて、「意外と涼しいねぇ」なんて言ってたら、脇道に入ったとたん無風、汗だく。やはり暑かった。凍らしてきたジュースが美味い!!

今回はGRIGRI2（リコールになっているが、普通使用は構わないと言うこと）の練習、しかしいきなり岩場は恐いので、四季楽園のベランダをお借りする。

リードのビレイ、セカンドのビレイ、テンションで降ろす、懸垂下降、仮固定とアルテリアのHPからダウンロードしたグリグリエクスペリエンスを見ながら練習。こっちの方がやりやすいね、と自分たちながらのやり方も確認。

数回練習して終了。なかなか使えそう。

夕方以降は四季楽園のあつちゃん9歳の算数宿題を一緒に勉強して、夕飯のあとはきぃちゃん5歳も加わって座布団登り大会となり、40歳後半のおじさんとおばさんはクタクタになってしまいました。また遊ぼうね。

17日(日)

天上山経由で河口湖駅前の土浦食堂へ。到着すると「何でこんな暑い日に来るの？」、そのぐらい暑かったです。あとはビールと七賢を飲みながらいつものように長居し、のんびりと帰りました。

富士吉田駅は富士山駅に改名したそうですね。駅舎もきれいになっていましたよ。

 　

インディアンドール10dとファザー10b。

2011年５月14日(土)～15日(日)　坂本、玉谷

今週末も城ヶ崎に行ってきました。

14日(土)　日蓮崎へ

いつもの電車で城ヶ崎へ。本日は城ヶ崎海岸に下車。
ＧＷのイサリビなどのRPに気をよくした我々、日蓮崎へ向かう。
暖かくなってきたせいか、トカゲ君たち活発な動き。なのに我々の動きは・・・。

インディアンドール10d。
玉ちゃんから取り付く。何とか頑張って中間まで。
そして私に交代。何か無理、A0登りで何とかトップロープにする。

かなり久々に来たが、出だしから「えっ、どうやって登ってたかな」（ぶら～ん）という感じ。
それでも何回か練習するうちに、トップロープでは登れるようになってくる。
ただ、カムをセットしてロープもセットして、までは何か無理そうな・・・。
恐るべし10d。久々に手の甲も痛いしさ。

 

さらに・・・GW後半、イサリビに終了支点を残置してきたことに気づく。
駅まで登り返して下降するよりも、このまま直で歩いたほうが良さそう、という事で地図を見ながらショートカットルートを目指す。
しかし、そのルートの取り付きというところに道がない・・・。迷っていると、讃岐うどん屋の奥さんが今から散歩に行くから途中まで行ってくれると言う。
私たちが行こうとした道は途中まで廃道になっちゃったみたい。
かなり短い時間で富戸側の県道に出ることが出来た。

そしてイサリビへ。
ありました。木に巻きつけたシュリンゲが見える。
そしてシュリンゲを引き上げると、（その時は本当に）変わり果てた姿のカラビナが次々に顔を出した。
計4個のビナたち。「ひどいじゃないですかっ、ダンナ。すっかりシオシオですよ。」
わずか9日ほどでも粉吹きっぽくなるんですね。写真のは少し落としたあとですけど。
ちなみにシュリンゲはカピカピ。

 　

15日(日)ファミリーへ

玉さんが私にファザークラック10bを登らせようとするのでファミリーへ。
朝いちはさわやかな潮風。
とりあえずリードするものの、まだRPは無理。
まず、下部で支点を固めうちしようとして腕が疲れてしまった。

あとはトップロープで支点セット練習したり、玉ちゃんはブラザーを登ったりして終了。
今年の夏はどうしようか・・・と迷いながら、まだ決まらず。

梅雨の間は室内壁だろうけど、秋葉原にパンプが出来るんですね。

 　

p.s 帰りの常磐線の中で、それらしくない女性の紙袋からミゾーのハンマーのシャフトがのぞいている・・・「山やるんだぁ・・・」・・・鍋の取っ手でした。玉ちゃんも大笑いの激似。 

イサリビライトRPとブラザー玉とマイク坂のRP。

2011年5月3日(火)～5月5日(木)　坂本、玉谷

3日(火)　イサリビ～カメノテ～フナムシへ。

いつもの電車で富戸下車。
イサリビに行くと5人パーティのトップロープが張られていたが、イサリビライト10cをリードさせてもらう。
まず私。中間部の乗越しで手こずったものの、抜け口はジャムが効くので、何回か登ったらRP出来そうかなって感じで終わる。
続いて玉ちゃん。何とRP!!。スムーズな登りでした。
（登ったあとに先輩やりましたぁって叫ばないように・・・）

続いてカメノテへ。
玉ちゃんからのゴンフライ9+（本当はドラゴンフライ）リード指令。
このルートのジャムはほぼ中間部だけで、上部はフェースになってしまったため、フェースになったところでテンションしてしまう。抜けたあとは玉ちゃんに回収しながらセカンドで登ってもらい終了。

そしてカッチン＋フミカ夫人＋あたる君＋ザイアンのいるフナムシへ。
フラッシュダンス5.9とルーフ10aをトップロープで登らせてもらう。
16時になって終了。我々お先に失礼。

 　

4日(水)　ファミリーへ。

玉ちゃんはファザークラック10bのRPに意欲満々。私はマイクラック10a。
玉氏は本日3便目で無事にRP（だから、先輩やったよぉって叫ばないでね）。
登れる時はスムーズに登れるものなのよね。
抜け口のフィストが良く効いたらしい。
私も2便目でマイクラックRP。
ついでに初めてファザーをリードしてみたが、抜け口でフィストが効かないので、登れる気がしない。
少しずつ挑戦するか・・・。

 　

5日(木)　イサリビへ。

私がライトをRP出来ていないので、イサリビへ。
で、3便目で無事にRP。ライトの我々のRPグレードは10bにしました。
昔より上手に登れるようになったものだねぇ・・・と二人でしみじみ・・・。
続けて、となりのシンクラック10cをトップロープで登るが、さすがに疲れた。

帰りは電車の中で軽く祝杯。
玉ちゃん腰痛でクラックは久し振りのわりには、GW中に2本ずつRP出来て満足。
暑くもなく涼しくもなく、時折寒く、人は少なく、電車もそれなりの混み具合で、なかなか良かった城ヶ崎。
次はどこ登ろうかな。

 

カッチン松あたる君と城ヶ崎。

2011年4月29日(金)～5月1日(日)　坂本、玉谷

久しぶりに城ヶ崎へ。ただし、玉ちゃんはコルセット装着のまま。

29日(金)　イサリビへ。

誰もいないイサリビで、イサリビライト10cのリードを試みる。
玉ちゃんが登り終わったころに、カッチン、松ちゃんがやってきた。
続いて、私もトライ。何回かやってたらRP出来そうな・・・。

そのままトップロープにして、レフトも登ってみる。
岩がほぼ乾いているので、登りやすい。

時折、カッチンの気合の叫びが聞こえる。

そして、カッチンとは今日でお別れ。送ってくれてありがとうでした。
玉坂松は大重丸泊。20時30分頃にあたる君もやってきて賑やかに夜は更けていくのでした。

 　

30日(土)　ファミリーとシーサイドへ。

まず、ファミリーへ。
玉ちゃんがファザークラック10bのリードを試みる。上部で勇気が出なかった。くそっ。
私はマイクラック10a狙い。上部で勇気が出なかった。ちぇっ。
おまけに歩いている途中に左臀部が急に痛くなって、何で？

あたる君がシーサイドに行きたいというので、玉坂は下降点にザックを残置して見学。
誰もいない。チョーク跡だけが何かの暗号のようにペタペタ残っているのみ。
あたる君の安定した登りを久々に見ましたよ。

そして、松ちゃん、あたる君とは今日でお別れ。

 　

1日(日)　帰松。

傘を持ってこなかったので、少しパラつく中を駅に向かう。
半袖でも行けそう、でも半袖ではちと寒い、そんな感じの城ヶ崎でした。
（強風吹いている間はもっと寒かったけど・・・）

今週末も。

またまた週末はPump1へ。・・・まだなのです・・・。

玉さんの腰痛がまだ治らないわけなのです・・・。

「節電モードの中、乾電池を使用するおいどんは肩身が狭いです。ピクッピクッ」と低周波どん。
「まるで、あたしが支えてないみたいだしっ、ぷんぷんっ」とコルセットちゃん。
「ワタクシも貼りあいがないんですよ・・・なんつって」とMr.シップ。

という訳で、今回の玉さんはかぶりものは控えてみました。
で、またまた締めは八柱の大漁へ。東北の日本酒を飲む。

p.s.1　この日は赤羽駅のバス停でおじさまからクッピーラムネをいただきました。また、大漁ではお隣に座った方から4色ボールペンを頂戴しました。ありがとうございます。ブログ見ていただけました?

p.s.2　玉さんはクライミング出来ない分、「山の本棚」「山の道具箱」をせっせと更新中。腰痛の回復はGWを目指しているそうです。

今週末は・・・。

Pump1に行ってきました・・・なぜなら。

「いつまで私は巻きついてなきゃいけないのよっ」 玉さんのコルセットちゃんはご機嫌ななめ。

「それなら、おいどんもお手伝いしやしょう、ピクッピクッ低周波の具合はいかかでやしょ。」

という事で、少し身体も動かしましょうか、とボルダーに行ってきました。
しめは大漁で。こっぽし。

今週末は。

この数週間。ワシらは室内壁すら行ってません・・・と言うのも。

「あなたの腰には私の方がお似合いよ」
玉さんの腰にはハーネスではなくコルセットちゃんがクルリンッと巻きついております。
はずそうとしても「やだやだっ 意地悪しないでよっ」って。

じゃあカラファテのリアルチープマーケットでも行こうかっ・・・31日からでした。
カモシカは決算セールで多くの人がお買い物。
で、震災で本がかなり落下したという穂高書房で本を購入。和久井さん元気。

帰りは新八柱の大漁へ。しばらくして隣に座ったのは貫太さんチーム・・・という週末でございました。

写真は穂高書房で購入した山渓の当時の広告。一服の笑いを皆さまへ。こっぽし。 

 

無題

一週間経ちました。被災地が一日でも早く復興しますように・・・byたまさか。

 

せみしぐれ5.9とツワブキ10a。

2011年2月26日(土)～27日(日)　Ｌ.坂本、玉谷

週末の天気どうだろと悩みながら決行。また城ヶ崎に行ってきました。

26日(土) フナムシ北の岩東面とカメノテ

まずフナムシの北側へ。結構波が高い。波の合い間を狙って基部へ移動する。
本日はラマーズルーフから。玉ちゃんよりリード。核心の先でジャムが効かないので手こずる。坂もリードするが同様に手こずる。

しかし、次は登れそうと2人の一致意見。そして無事RP。
玉さんはフィストを効かせたらしいけど、私はホールド持って登りました。
ジャミングする箇所は意外と少ないかも。5.9か。
登って抜けたところにはきれいな踏み跡があるので、終了支点は帰り際に上から回収するのがいいかも。

続いてカメノテへ。手前の磯には大勢。カメノテ自体はお二人。
せみしぐれを坂リードから。
クラック沿いだが、中間部からはジャムを効かすところも少なくなり、最後はクラックもなくなる。（登るのではなく思い切るのに）時間かかってなんとか抜ける。

続いて玉ちゃんがリード。玉ちゃんリード中に磯にいた人たちが移動してきた。
5.9という事で二人とも完登。本日は終了。

27日(日) あかねの浜

雨かもしれないと思っていたのに晴れ！
あかねの浜は増長天と時国天にパーティがいるほかはラッキーストーンに1パーティ。

我々はツワブキ10a狙いで、まず坂リード。
今回って前日もそうだが、要所に固めうちみたいな感じになるルートなのです。
最後、上部クラックも固めうちはしているが思い切るまでに時間がかかり、
抜けてから下降すると玉ちゃんは風にびゅうびゅう吹かれて固まっておりました。
玉ちゃんも登って終了。

ナガヤで買出ししてのんびりと電車を待ちながら飲み、河津桜のお客さんで混みあう伊豆急ではいったん休憩。東海道に乗り換えて再び飲みながら帰りましたとさ。

この日は花粉がひどい？我々完全な花粉症ではないのだがマスク欲しい感じでした。
風がやむとポカポカと春日和だったし。
冬の次は春、春の次は夏と、季節は変わっていくのですな。