2006年10月14日(土)~15日(日) 坂本、玉谷
保科雅則ガイドによるクラックリード講習会の最終回。前回に引き続き、K教授と我々の3名が参加。
14日(土) 城ヶ崎 ファミリークラック
この時期にファミリーに来たのは初めてだと思うが、こないだからのフナムシやイサリビのヤブ度に比べて、磯に下降するのも全く問題なしであった。数日前にも誰か来ていたみたいで、チョーク跡も残っている。岩の状態も良かったし、風が通るから虫もいないし、好条件。
明日がメインなので、簡単なルートをリードしようということで、ビギナー5.7、ベビー5.8、シスター5.9、アンクル5.9、Jフェイス5.9を登る。しかし、アンクルは核心でテンションしてしまった。登り方にメリハリがなかった。翌日の海金剛スーパーレインは保科さんとK教授、玉坂の2パーティで登るので、ギアを揃える。我々は保科パーティより少し多めに準備する。
早めに終了して、民宿大重丸へ。7時30分には就寝。
15日(日) 海金剛 スーパーレイン
大重丸を6時30分に出発し、海金剛へ。アプローチはマムシがいるかもしれないとの事で、HPで色々と調べた結果、登山靴を履いて、ひざ下に銀マットを巻きスパッツをする。手も軍手では危ないと書いてあったのでゴム手袋をはめて出発。途中足元が見えないところもあったが、何とか遭遇せずに岩場の基部へ到着。K教授は3回目、我々は昨年末に続き2度目のスーパーレインだ。
マムシのこともあり、明るいうちに駐車場に戻るために14時撤退と決め、先行保科さんパーティで10時に出発。私たちはそれぞれ前にリードしなかったピッチをリードすることにする。つまり玉ちゃんは苦手なフィンガー、私は苦手なオフィズスのピッチが出てくる。
さすがに快調に登り、終了点で一番最後に玉ちゃんが登り終わって13時50分。自分たちだけで登ったときには6時間かかったが、今回は4時間きった。しかし、自分たちだけで登ったときよりもすごい疲れた・・・とは3人の意見。水は途中途中で補給したのに、少々脱水症状気味だったのかな。
最後のリード講習会であったが、私たち無事卒業!
あとは目標のルートを決めて、そこを登れることを目指したり、簡単なルートでもいいからオンサイト能力をつけたほうが良いということでした。ただチャートのクラックはカムが滑るのでやめた方がいいとのこと。
幸い帰りのアプローチでもマムシに逢わず。下田駅で保科さんとわかれ、18時30分発に乗って帰りました。
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