2007年6月23日(土) L.坂本、SL.玉谷、森、妹尾、斉藤、松澤
先週、三つ峠で岩トレ卒業となったビンとともに、一の倉へ。
22日(金) それぞれ出発
玉坂は上野21:46発の上越新幹線、若者は目白23:30発のゴルレンタカーで一の倉沢出合へ。
23日(土) 烏帽子沢奥壁南稜へ
出合5:00 南稜テラス8:00 終了点12:00 出合16:30
夜間は結構風が吹いていたが、快晴。全員集合して出発。
雪渓は衝立前沢の下部くらいまでで、ヒョングリの滝を巻いて(途中ちょっと登りすぎたが)、懸垂下降で雪渓に降りる。
テールリッジの末端で崩壊があると書いてあったが、ちょうどテールリッジ上で最後に懸垂下降する支点あたりが白く崩壊して岩が開き、まだ全部が落ちきっていない状態。
クライマーズハイの撮影があったせいなのか、雪渓からはfixロープがリッジ上まで張ってある。それを頼りながら登るが、なんだか側面の岩も土がゆるんでいて、はがれそうは感じに見えた。
一の倉初めてのビンのみならず、玉ちゃんと私も3年ぶりなので、慎重に登って、やっと南稜テラスへ。
我々が本日4パーティ目くらいか。あとは中央稜に1パーティ。我々のあとに福島から来られた1パーティが最後で、良い天気にもかかわらず、空いていた(前日の雨で部分的に濡れてはいたが・・・)。
先に着いた松-あたるパーティが先行する。その後にビン-ゴル。続いて玉-坂。前よりも残置ピンが減っているような気もするし、前よりももちろんボロくなっている。要所要所でカムが決められると安心だよね・・・とは玉ちゃんとの話。極小エイリアンも持ってくればよかった。浮ホールドも久々。
ビンはまだ時間がかかるものの、慎重に登る姿は見ていて安心感出てきました。今だからこその緊張感も充分に味わっているようだったし、そういう緊張感を忘れずにこれからも登っていこう。スピードはあとからついてくる、ただし、意識することは必要かもよ。
そんなビンの緊張感をヨソに、我々は「久々に来たねぇ」「いい天気で良かったねぇ」、ああいう事やこういう事があったねぇ、などと思い出にふけっておりました。だからブヨに刺されたり、毛虫にカブレルんだぜ。
核心の最終ピッチは濡れていて、先行パーティも苦労したらしい。
ビンはここでも慎重に登って無事に終了点へ。
あたる-松チームは先に下降を始めていたので、4人で下降開始。ここからはゴルゴがほとんど全部ロープセットしてくれたので、降りるだけ。さらに南稜テラス下から1ピッチ懸垂。
行きと同じく慎重に下り、途中、買出しのためのゴルゴと別れる。
末端近くまで下ると、衝立前沢の下部をトラバースするあたる君、松ちゃん、ゴルゴが見えた。
最後にテールリッジ末端から1ピッチ懸垂し、fixを下降して雪渓へ。同じく衝立前沢からトラバースして出合に戻ったが、前沢からのトラバースもところどころ悪かった。
買出し隊が戻ってきて、夕食は焼肉。
ゴルシェフが作る人で私たち食べる人。久々に大勢での夕食であった。
24日(日) それぞれ帰還
6時頃に朝食していると、久しぶりにYCCの切嶋さんにお逢いした。
その後、玉坂松は帰還、ゴルビンあたるは榛名黒岩へ移動。
一の倉ビンは無事に終了。皆さまお疲れさまです。ところで、ビンビンなビンにすることが目的ではあったが、一部でボンと呼ばれ始めている・・・。どうなのよ、それ。
コメント
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