2009年1月24日(土)~25日(日) L.坂本、SL.玉谷
24日(土) あかねの浜
いつものように東京駅6:34発の沼津行きで出発。
伊豆高原駅から歩いてあかねの浜へ。城が崎のアプローチは釣り師の踏み跡がありがたい。
あかねの浜では若者4人組がツワブキのリード中。この日は彼らと我々だけであった。
我々チームは坂リクエストで持国天5.8へ。ワイドということでキャメ5番まで持参。
本日は坂リードから。出だしはワイドからだが左フェースを使いつつ登り、中間部はメインはワイドだが左にハンドクラックがあるのでそれを使いつつ身体をあげていき、いよいよ核心部。青キャメ2本で固め打ちするが、なかなかムーブが見つからずテンション。今度は足をあげたものの滑ってフォール。しかしフォールしてカムがバッチリ効いているのを確認できたでいか、その後は思い切って身体をずりあげて何とか上のテラスへ。最後はハンドサイズを登って終了。
キャメは大きいのを使うが、ワイド部分は飛ばしてしまうし、クラックなのにホールドやスタンスも見ながらで面白いルートだ。
カムを回収しながら下降中、玉ちゃんの3.5キャメを落としてしまう。
降りて岩の間から覗くがない・・・。
3.5なきゃ登れないよ・・・と玉ちゃんブリブリ。
目を凝らして見ると、水の中にかすかにカムの歯が見えている。
何とか岩の隙間に入り込み、手をつっこんで回収・・・。よかった・・・。
気を取り直して玉リード。やはり核心部で躊躇している。
最終的に核心部を越えたところにカムがセットできたようで、頭から足と少しずつ視界から消えていった。
残置支点はあったが補強したのでまず回収。増長天は上から簡単に回収できたが、持国天は上で確保してもらって回収した。
続いてスリーフリーウェイ11aをトップロープで練習していたところ、黒雲湧いて少~しポツポツし始める。少し早いが登っているときに土砂降りが来てもいやなので回収。
はしだてまで歩いて岩場を見たりして終了。
この日はパイク10cも見たけど、今度トップロープで登ってみようか・・・なんて話す(懸垂下降で降りて、波際でハンギングビレイ)
25日(日) オーシャン
2日目は玉ちゃん希望のホッテントット10aへ。
前回同様、怪我したらダメージ大きい中年の我々は原人テラスまでロープを出す。
先に登っていた方によると、10bはあるとの事。
本日は彼らと、日蓮で良くお逢いしたお二人と我々だけ。
今日は玉リードからのはずだが、坂リードからとなる。
出だしは被ったハングで、ホッテントットのお尻の下から這い上がりお尻の上のテラスに登る。抜け口の先がジャムが悪いが、右のフェースのホールドも使える。
昨日同様抜け口でフォールしたあと、思い切ってお尻の上に乗りあがったところが原人テラスの2階。
これだけ屈曲しているのでロープも重く、玉ちゃんにフォローで登ってきてもらい、残りのリードをまかせる。
続きは少し被ったワイドから。出だしから難しく、ここが核心らしい。
最初のカムがセットし難いので、「私の肩に乗っていいよ」とフリーの岩場でショルダー・・・。
「両足で乗るよ」と言うので、「いいよ(一瞬だろう…)」って答えると、乗ったまま足が動く気配なしで「ロープ!」と掛け声。首が折れたまま踏ん張りながら必死でロープを出して、「早く片足だけ岩に乗せてくれぇ」と叫ぶ。
この先抜け口までクラック内にはフィスト1箇所だけ効くところがあったそうだが、抜け口の先もホールドがなく、玉ちゃんは今日も頭から足まで順に視界から消えていった。
登ったところが原人テラス3階、ホッテントットの肩である。
あとはフィンガークラックで終了点。終了点付近は大きな浮石帯で、岩のひとつに浮石注意と書いてあった。
懸垂で原人テラスまで下降して、さらに降りて時間を見ると13時40分。
時間かかりすぎ・・・。
この日は昼飯を買出ししなかったので、おやつのアラレを食べて、あとは城ヶ崎ナガヤで買出しして帰りました。伊豆急はガラ空きであった。
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