2009年2月7日(土)~8日(日) L.坂本、SL.玉谷
7日(土) 富戸周辺
いつもの電車で出発。
今回はバンブー北の磯に行ってみようということになる。
富戸駅で降りて、関東の岩場とMGC城ヶ崎ルートマップを片手にアプローチ探し。
まず、これはどうかなぁと最初の道に突入・・・違っていた。
次の目標に突入・・・今度はバンブーカメノテエリアにでてしまう。
しかし、カメノテから隣の磯を覗くと北の磯の下降用fixロープ発見。
ヤブ漕ぎまじえつつ何とかfixロープまでたどりつくと、何だ・・・ちゃんと道がついていた。
懸垂下降でいったん降りて幅が広くて高さの低いトンネルを通過したところが北の磯。
トンネル内に吉田和正氏によるボルダーの課題がある(ロクスノ12号クロニクル)。
天井にはクラックが走り、トンネルを抜けてスパニッシュダンサー11cへと続いている。
本当はバイオミンクラック10cをリードしようと来たのだが上部がもろそうなので、スパニッシュダンサーにトップロープを張って、練習開始。
しかし、玉ちゃんから登ろうとするも、出だし被っていて離陸できないし、落ちると地面に激突しそうで危ない。
どうせ離陸難しそうだし、ロープつけていると却って危ないので、出だしだけをボルダー。
私も挑戦するが、乗越し怖くて猿が枝にぶらさがっている状態で終わり。
これは全然無理だと場所を移動。
ほとんどのカムを背負って来ていたので、登り返しがきつかった。
続いて海亀クラックの偵察をしようと移動・・・近所のお散歩中のご婦人にここは降りれないよと言われ、ここは行けるよ、というところから降りていくと、イサリビエリアが見える根に出た。
海亀はダメそうだからイサリビにしようか・・・と思ったが、結構賑わっていて無理そう。
どこを登ろうか・・・と適当に踏み跡に入るとイソギンチャクエリア。しかしほとんど登られていない様子でサボテンも生えている。
仕方なくフナムシへ移動。パープルシャドウの隣りのフレーク10aにトップロープを張って遊んで終了とする。
この日は富戸周辺のクライミングエリアを歩き回ったが、ボルダラーがたくさんいて、しかも皆若かった(20代っぽい)。
8日(日) なみだち
本日はなみだちへ。
以前、保科雅則ガイドの講習会で一回行ったきりで、リードしに行くのは初めて。
我々のほかは、猫1匹、釣り師3人。
この猫は先日オーシャンにもいたが、日蓮からオーシャンに出没するらしい。
猫と言えば魚・・・、釣り師に寄っていきそうだが、この猫はクライマーのそばに来るのだ。
もしかしたら吉田氏がその昔マーズをトライしているときの「~のら猫と一緒に飯をくらう~」の子孫猫か?!・・・。そうかそうかと勝手に想像する。
本日はリード。入門ルートのシンクロックス5.8を玉リードから。
出だしフィンガーでいったん右に出て、その後の乗越しからその先までが核心。
乗越し先のクラックが狭く、プロテクションがナッツだと決まりやすそうなんだけど、我々カムしか持って来てないので、エイリアンの黒(これは落ちたら抜けそうで)と青だけでその先のハンドジャム帯まで抜けるのはかなり怖かった。
私もその後登って、お互いに核心でテンション。核心部分はプロテクションの怖さを加えて10abあるんじゃないのかねぇと話す。ナッツだともうちょっと安心だろうが・・・。
あとはタコを見学して、バスで伊豆高原駅まで戻って帰りました。
今回は1本しかリードできなかったが、北の磯のトンネルは一見の価値あり。
次また頑張ろ。
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