2009年3月20日(金)~21日(土) L.坂本、SL.玉谷、井出、盛山 & 松澤、森 & 妹尾
三連休、中日は晴れの予報ながら初日と最終日はいまひとつ。初日はどうせ到着は昼だし、それまでに雨はあがるだろうと、予定通り三つ峠に行ってきました。当初は3人の予定が、7人と賑やか。
20日(金)
東京6:30発の高尾行きで出発。
高尾でチョビ、大月でゴルゴが合流。河口湖駅には車のカッチン、松ちゃん、ビンがすでに到着していた。
予報では弱雨だったのに富士急の車内では一旦ドシャ降り。少し「・・・」という雰囲気が漂うが、駅に着く頃には傘なしOKになっていた。
タクシー1台とカッチン車で裏登山口に向う・・・、とバス停の先に何とゲートがあり鍵がかかっている。(林道通行規制情報によると4月下旬までが閉鎖期間らしいが・・・早まらないのかね)
カッチン&松ちゃん組は草溝直上でアブミの練習。玉坂チョビは一般ルートでリードでの中間支点と確保支点、セカンドのビレイ、懸垂下降のロープセットなどを確認したあと、中央カンテへ移動。ちょうど、ゴルゴとビンが中央カンテを登って降りてきたところ。
我々はチョビオールリード。カムのセットできる所は支点の補強の意味でセットしながら登ってもらう。玉坂は中間支点のセットをチェックしながらなどしてフォローで登る。
途中、カッチン&松ちゃん組がV字ロック?を登ってきた。カッチンはハァハァといいながら楽しそう。
懸垂下降して戻ると、我らのザック、カラスの物色後であった。本体のコードは全部閉めていったんだけど、何と雨蓋のファスナーを開けられちゃって、ビンが行動食全部やられてしましました。賢いカラス。
チョビはリード後の確保支点作りや懸垂下降のセットに時間がかかるけど、自分で納得するチェックに時間がかかっているので、操作自体はきちんと出来てます。経験回数が増えれば早くなるだろうし。
今回は懸垂下降のロープセットはチョビにやってもらいました。カムのセットは先日城ヶ崎でナチュプロリードをやったせいか、どれも確実にセット出来てました。あとは、三つ峠の丸くなって光ったホールドとスタンス・・・リードは緊張したそうです。
夜は玉坂チョビが四季楽園泊、若者男組がテント。
21日(土)
良い天気、岩場に着くと今日も誰もいない(昼近くに1パーティ来ました)。
カッチン&松ちゃん組は四段ハング、ゴルゴ&ビン組は逆V字ハングをすでに登り始めている。今日はハイキング日和で、彼らは皆の格好の写真モデルになっていた(特にカッチン)。
玉坂チョビは本日はセルフレスキュー。登り返しのロープセットでリーダーピッチを登り、チョビのダブルロープのリードビレイ操作を玉ちゃんがチェック。
1 登り返し
場面としては、リードで落ちた、もしくはセカンドでトラバース中に落ちた。
ハーネス用はマッシャーにデイジーチェイン、足用はマッシャーとシュリンゲを使いました。
(登り返しは懸垂下降でも使う可能性あるしね)
2 引き上げ
場面としては、セカンドがフォロー中に落石をうけて100%の力で登れなくなった(あと少しでテラス)。セカンドのビレイは兼用器(ATCガイド)を使っているとして、セカンドの引き上げ支点はマッシャーを使い、1/3と1/3×1/3だけやって、チョビの引っ張り支点もマッシャーをハーネスにつけて全体重かけてやりました。
3 引き下ろし
場面としては、セカンドがフォロー中に落石をうけて100%の力で登れなくなった(下まで降ろした方が早い)。セカンドのビレイは兼用器(ATCガイド)を使っているとして、兼用器のロックを解除して、ハーネスの半マスト結び(ロック解除中は仮固定)でビレイしながら下降させる。
ちょこっと降ろすキコキコはもう教わってたのね。
今回は手持ちの装備だけ使って、今の自分たちの登りでもしこうなったらどうしよう、という中で身近な感じのものだけやりました。こういう装備があればこういう事が出来るとか、今回はこういう装備を持っていった方がいいかなとか、こういう技術を覚えたからこんな時でも大丈夫だ、とかなっていけばいいかな。
あとは先輩方は一緒に登るときに、自分の経験話を加えながら、こういう時はこうしてもいいよ、とか、教えてあげると(すでにそうしてくれているとは思うけど)ありがたいです。
帰りは後輩の結婚パーティに参加するカッチンと一緒に車で松ちゃんとゴルゴが帰り、玉坂チョビビンは土浦食堂に寄って、反省会して、土浦食堂のおばちゃんが一升瓶にすればというので一升瓶で注文し、さらに四杯追加して、あとは楽しく飲んで食べて話して帰りました。松戸着が21時30分。
岩トレ最適日和の三つ峠山行でした。
三つ峠も今年は雪が少なかったらしく、登山道も雪は薄く残っているぐらいなんだけど、やはり今の季節はぬかるみ、あとは霜柱の影響で最中の皮だけでアンコなし道が特に四季楽園の手前で多くて、ドスンドスンと抜けた。
四季楽園への宿泊も時にはよろしくね。食事も美味しおす。
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