2012年8月11日(土)~15日(水) 坂本、玉谷
今年のお盆、小川山へ。
天気予報は、日曜日いまいち、日月がいまいち、出発前には土日月がいまいち、と次第に悪くなりつつも、好天に好転を祈りながら出かけてきました。
11日(土) ハコヤ岩・冬のいざない2P目
上野駅6:58(長野新幹線)佐久平駅8:20/30(小海線)信濃川上駅9:44(タクシー)廻り目平
信濃川上駅に到着すると、いまのところ天気は大丈夫。
タクシーの運転手さんによると、登山ブーム再来らしい。ボルダー利用者も増えたそうだ。
廻り目平に到着、いよいよ我々の夏のオリンピックが始まる。
早々に出発してハコヤ岩へ。冬のいざない2P目10c(最新の100岩場では10bだけど、私的には10c)には誰もいない。
まずは坂リードするも核心で脱落。玉ちゃんに交代して、我々曰く2弾ロケット攻撃でトップロープを張る。
もともと玉氏はこのルートと相性が良さそうなので、次回はRPだと意欲満々。
私、このルート非常に苦手。
初日だし、雲が広がってきた15時前くらいに終了。
下降しながら1P目を覗くと1パーティが登っていた。
広場に戻ったころに雨が降り出した(が、止んだ後にまだ登れたらしい)。11500歩。
ところで、この日の夜はキャンプ場で24時くらいまで、例のごとく騒いでいるグループがおりました。
「マジ~」「マジ~」と鳴り響く女性の声。マジじゃなくて何時でしょ。
(ワシらはすでにエナジー派になりました)
12日(日) ハコヤ岩・冬のいざない2P目と親指岩
本日は玉ちゃんのRP狙い。核心はハンドをバシバシッと決めて、最後は足がプルプルしながらも無事に抜けていった。そして、お決まりの雄叫び。まずは銅メダル獲得、おめでとう!
私は未だトップロープでもノーテンで登れず状態なので、ムーブを探るがまだまだ入賞も厳しい感じ。同じルートばかり登ってても良くないので、ハコヤ岩上部を偵察すると岩あり。
しかし、荷物を背負ってさらに移動するのはチト疲れるなぁ、という事で下降して親指岩に移動する。
クレイジージャム10dは誰もいない。
小川山レイバック5.9を覗くと、ご夫婦とワンちゃんワンワン。
お二人は小林茂氏と登られていたそうだ(氏のルートは小川山や城ヶ崎にありますよ)。
さらに、前日ハコヤ岩の1P目を登っていたパーティだったとのこと。
レイバックの1P目から登らせてもらって、クレイジージャムにトップロープを張って、一緒に練習することになった。
玉ちゃんが1P目、私が2P目をリード。
1P目のカムが1本回収できなくなって、回収していただく(ありがとうございました)。
クレイジージャム、まずはご主人から。全体を通して同じリズムで登っていく、久々にクラック再開されたということだが、安定した登りを見させていただきました。
続いて私。出だしは男性に比べてハンドが効きやすいのだが、オフィズスでどテン山、私の弱点がモロ出。
最終便は玉ちゃん。オフィズスに入ってもヒール&トゥが良く効いて上手だねぇって言われてたのに、トラバースの最後のもうすぐ終わりだってところで、滑り落ちてきた。「惜しい!」「ありえない!」の声、玉ちゃんの弱点がモロ出。
この日は、1日雨は降らず。我々には珍しく17時ぐらいまで登った。9000歩。
13日(月) 妹岩・ジャックと豆の木と親指岩
妹岩にジャク豆10bcを登りに行く。一番乗り。
このルート、前日話に出ました小林茂氏と篠原富和氏によるルートです。
まず、私。このルートのためにキャメ5番を持ってきたので、下部でそれをセット。
ハンドの部分に出てきてギアを取ろうとおもいつつ、ギアラックをギアが右側に来るようにかけていたので、なかなか取れずに焦る・・・ここで無駄な力を使ってしまう。
中間部も上手く越えられないし、上部はギアが足りなくなって回収しつつになるし、銅メダルはほど遠し。
続いて、玉ちゃん。銀メダル狙い。しかしながら、結構パンプしたらしい。このあと、トップロープでは二人ともノーテンで登れるのにね。
妹岩では、前回、前々回にキビタキでお逢いしたチームに再び出逢った。我々来るたびにお逢いしてますよ。
この後、また親指岩に移動。
ガイドさんとお客さんの3人パーティが登られていたが、クレイジージャムに移動されたので、本日は1P目を坂リード。昨日は少し滑っていたが、今日はそうでもなかった。
あとは玉ちゃんがトップロープで登って終了。
3日目終わって、少々疲れモード。アミノ酸持ってきたのに、あまり効いていないのか。
という訳で、生ビール飲んであとはのんびりと過ごす。我々にとってはアミノ酸より生ビールか。
この日も良い天気であった。
お盆に山に入れなかったかもの松ちゃん、カッチン、ビンに写メールを送る。6900歩。
14日(火) ボルダー見学とカモシカ登山道
夜間は結構降った。今回初の大降り。
朝まだ少し降っている。
歩数計を見ると100歩。これはイカンイカン。
とりあえず、午前中はボルダーでも見学するか、とまずはクジラ岩へ。
周辺のスパイヤーとかも見ながら写真撮っていると、若者ボルダラー2人に、「不可能スラブはどこですか?」と聞かれる。
我々も行ったことないが、ルート図を持っていたので一緒に見に行くことにする。
意外と良い場所にあって、すごいキレイなスラブでした。
目を輝かしている若者達を見ながら、「若いっていいのぉ、ボルダーって楽しそうだねぇ」
晴れてきた午後はカモシカ登山道を歩きに行って、1万歩を稼ぐことにする。
ところどころ立派なアルミ梯子がかかっていたが、唐沢ノ滝周辺は道が荒れている感じだった。
山荘に17時前に戻る。夜間にはまた結構降っているようだった。13200歩。
15日(水) 妹岩・ジャックと豆の木へ、そして帰松
廻り目平(徒歩)川端下12:48(バス)信濃川上駅13:28/14:01(小海線)
佐久平駅15:16/16:14(長野新幹線)上野駅17:26
本日で我々の夏のオリンピックも閉会である。
今までの結果、玉ちゃんが銅メダル1個。私メダル0個。
最終日は再びジャク豆へ。登れても登れなくてもいい感じで終わらせたい。
本日も一番乗りだが、すでにカサブランカや愛情物語周辺には人出あり。
まずは私、夜間の雨で出だしやたら滑る。5番をセットしてハンドを取りに行くまでに3回も滑り落ちてしまった。
玉ちゃんは、もう降りてくるかと思ったらしいが、次につなげたかったのでそのまま登る。
中間部は前回よりもうまく行けたし、カムも不足することなく登れたが、上部ではパンプ。
続いて玉ちゃん。やはり濡れているため苦労しているが、カムのチョイスは良かったみたい。
登り終わって10時過ぎで、オリンピック終了。
目標としたメダル数にはほど遠かったが、それなりに満足出来たし、苦手部分を再認識できた。
あとは川端下のバス停までテクテクと歩き、バスに乗って信濃川上駅へ。ここで一旦土砂降り。
佐久平に出て、イオンで買い出しして、寝る間もなく打ち上げしながら帰るのでありました。
お盆の小川山。悪いと思って出かけたが意外なほど降らず、毎日登れる状態だった。
最終日、手の甲はむくみと腫れで、まるでキジ坊の手みたいになりましたよ。
ところで、玉ちゃんは「松ちゃんと何度も来たなぁ」と思い出にふけっておりましたよ。たまには遊んでやってね。こっぽし。15600歩。
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