シングルロープを新調しましたどれにしようか色々と迷ったけど、最終的には色で選んでエーデルワイスの「レイザー」φ9.6ミリ×50メートルにした。前回、地味な色のロープを買ったら、使っているうちにあまりにもみすぼらしい色になってしまったから…。
それにしてもずいぶん細く・軽くなったものだ。初めて使ったシングルロープはφ11ミリだった。その後、ベアール「フライヤー」φ10.2ミリ×60メートル、同50メートルを経て、マムート「ギャラクシー」φ10ミリ×50メートル…。素材や織り方が進化して、それだけ細くても強度が増したということか。
アルパイン用のダブルロープも合わせると、15本目位になる。以前はダブルはφ9ミリ×45メートル、シングルはφ11ミリ×50メートルが標準だったと思うけど、現在はどれ位の規格が標準なんだろうか?
また、「このメーカーのこれが最高にイイぜ!」という意見があったら誰か教えてくださいな。
先日パンプに行ったら、「マムートは、使っているうちに少し硬くなってしまいます。エーデルリットは、『ロープのロールスロイス』って呼ばれているくらいにぶらさがり心地がいい。」と盛んに薦めてくれた。しかしエーデルリットというメーカーに馴染みがなかった(エーデルワイスの偽者かと思ったくらい)のと、色が地味だったので、その時はパスしてしまったけど、次は試してみてもいいかもしれない。でも、あんまり心地良くてぶらさがることが癖になったら、ますますヘボのままなので困るなぁ。後で知ったのですが、エーデルリットは昭和30年頃にはすでに輸入されていたようです。雑誌『岩と雪』の9号に、エーデルリットとマンモス(現在のマムート)が紹介されていたのにも驚きました。
ちなみに、今回購入したエーデルワイスには中間を示すマークがないのが欠点か。メーカーによっては、真ん中から別の色の糸で織り返してあったり、はたまたヒゲが織り込んであったりするものもあるようですが実際には使っている人を見たことがないし、また特殊なインクでマーキングしてあるロープは、塗ってある部分が硬くなってしまう点がとても気になっています。
PS;そういえばいつの間にか『ザイル』のことを『ロープ』って呼ぶようになってしまった。でも、城ヶ崎や小川山では『ロープ』だけど、三ツ峠や一ノ倉沢に行けば、自然に『ザイル』って呼んでしまうから不思議なものです。
生前、三ツ峠の四季楽園で堀田弘司氏が話していたことも思い出した。「岩登りの三ツ道具っていうのは、ハンマー・ハーケン・カラビナですけど、なぜザイルは入ってないんですかね?」「ザイルっていうのはネ、別格なんだよ!」う~ん、さすがです。小川山レイバックにて
美しいコーナークラックを快適なハンドジャムで。
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