写真上は、懐かしいワイルドカントリー社の「初期型フレンズ」(そんなに初期でもないか。通称・棒フレンズ)。
名機です。つか、これしかなかったからか、しばらくは「フレンズ」といえばカムディバイスの代名詞でした。でも、買ったのは15年ほど前だから、キャメロット(初期型2本軸のもの?)も売っていたはずなんだけどなぜかこちらをチョイス。
アルパインクライミングを始めたばかりの頃に1セット購入したものの、中ほどのサイズ№11/2~21/2の3本しか山に持っていった記憶がないし、まもなく登場したブラックダイヤモンド社の「キャメロット」(第2世代の1本軸のもの)にその座を奪われ、引退してしまった悲しいやつらです。
そういえば多鶴先輩は、フレキシブルフレンズというのを買ってすぐに回収できなくて泣く泣く残置してしまったこともあったっけなぁこいつは欠陥品だったらしくて、すぐに改良版がでたけどね。
写真下は、最新兵器・オメガパシフィック社の「リンクカム」。
これは多少高価なれど優れものです。軽量化を図りたいアルパインには最適でしょう。
またフリーのゲレンデでも使い切ってしまったときの予備カムとして持っていっております。
フレンズを開発した人は凄いが、こいつを考案した人も頭がいいなぁ。アメリカの雑誌の広告で見たのはかなり前だったのに、日本で販売されたのはなぜか遅かった。
一同「こ、これは。ムムッ!ほ、欲しい!」と唸り、個人輸入代行を通じて取り寄せました。トリガーを引くだけで、なぜかニヤニヤしてしまうほど幸せな気分になれます。
ちなみにフレンズに付いているカラビナは、シュイナード社製の「オーバル」。リンクカムに付いているのは、ワイカンのワイヤービナ「ヘリウム」です。時代の流れを感じますねぇ。
現在メインで使用しているのはブラダイの「キャメロット」と、CCH社の「エイリアン」ですが、フレンズとリンクカムはそれ以上に愛着があるギヤなのです。
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